cococo太郎が立ち上げる90cm水槽によるアクアリウム。

CO2添加キットとしてチャームのオリジナルコンパクトレギュレーターDセットをセットアップしましたので使用方法の紹介とレビューをします。

この記事はこんな方にオススメ

  • アクアリウムの水槽に使うCO2添加キットを探している人
  • 水槽のCO2添加キットとしてチャームオリジナルコンパクトレギュレーターの利用を検討している人
  • チャームオリジナルコンパクトレギュレーターの使い方を知りたい人

CO2添加キット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターは
セットアップが少し難しいが一度セットアップした後は使いやすい

今回は90cm水槽のCO2添加キットとしてチャームオリジナルコンパクトレギュレーターをセットアップしました。

本製品ですが説明書は非常にわかりやすく設置の手順も明確です。手順通りに作業を進めれば問題ありません。

ただ、詳細は後述しますが繊細な部品があり、非常に気をつけて作業をしないと部品が壊れてしまいます。。。
※cococo太郎は非常に気を付けて作業をしていたにも関わらず部品を壊しました、よってセットアップは少し難しめだと言えると思います

(特に壊れやすい部品のうちの1つはチューブ口径を6mm/3mmで変換するためのアクリルジョイントとなるので、チューブが6mmのセットを選ぶとセットアップが多少は容易になると思います)

なお、セットアップが完了した後の使い勝手は非常に良いのでcococo太郎としてはトータルで満足しています。


CO2添加キット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターの紹介と
使用方法

チャームオリジナルコンパクトレギュレーターはCO2添加キットです。

水草水槽をつくる場合はトラブル少なく水草を成長させるためにCO2の添加がオススメされます。

CO2添加キットにはいくつかの方法がありますが、今回は小型ボンベを用いる強制添加式のCO2添加キットを使用することとします。
※初期費用およびランニング費用は化学反応式や発酵式などに比べると高くなってしまうのですが、安定したCO2の添加が可能であること、運用の容易さを取りました

なお、チャームオリジナルコンパクトレギュレーターにはA~Dセットの4セットがあります。

大きな違いは

  • 電磁弁とタイマーが付いているかどうか
  • チューブの太さが3mmか6mmかどうか

電磁弁とタイマーが付いているセットは、CO2添加時間を自動で管理できます。

CO2の添加は1日中ではなく、照明をつけている時間に合わせて1日8~10時間が推奨されています。

毎日CO2添加の電源をオン/オフするのは大変なため余裕がありましたら電磁弁とタイマーが付いてくるセットを選ぶと良いです。

チューブの太さは好みですね。3mmの方が目立たないと思ってcococo太郎は3mmのものを選びましたが、チューブの色自体がそもそも青色がかっていて水中で結構目立ちます。。。チューブの太さ以前ですね笑

まずは開封して同梱品を確認します。

同梱品に不足がないことを確認できたら、説明書の手順に沿って組み立てていきます。

ボンベをボンベを立てるための土台にセットします。

なお、ボンベの口には製品到着時からレギュレーターが接続されています。レギュレーターを外してしまうとCO2が噴き出しますので絶対に外さないようにしましょう。

電磁弁をセットします。

電磁弁のコンセントの先にはタイマーをセットします。

レギュレーターと電磁弁をチューブでつなぎます。

一本の長いチューブが届きますので、好みの長さに切って使います。

次に逆流防止弁を付けます。

逆流防止弁には向きがありますので、間違いないようにつけましょう。

バブルカウントディフューザーとチューブを接続していきます。

3mmチューブに口径を合わせるためにアクリルジョイントがついていますが、このアクリルジョイントが非常に折れやすいので取り扱いに注意が必要です。

特にチューブを無理に抜き差ししようとすると3mm側がすぐに折れます。

cococo太郎は実際に折れてしまいました。。。

アクリルジョイントが折れた理由ですが、チューブをアクリルジョイントにはめようとした際に、10割まで差し込もうとしたことが原因でした。

CO2がうまく添加されない理由の一つに隙間からCO2が漏れる、というような記事を読んだことがあるため、アクリルジョイントにチューブをしっかりとはめすぎようとしたことが良くなかったようです。

アクリルジョイントのはめるための個所のうち、6,7割まではめ込めていれば問題なく動作しそうです。(実際にcococo太郎は6,7割のはめ込みで問題なく添加できています。)

心配な方はチューブをお湯で先に温めておき、少しでもはめやすくしておくと良いと思います。

小型ボンベ側ともチューブで接続すると設置は完了です。

ディフューザーはこんな感じでCO2を添加したい位置に配置します。

なお、ディフューザー内に水を入れる必要がありますが、説明書に書かれている方法では正直水が入りません。。。

ディフューザー内に水を入れるためには、水槽に水を入れてディフューザーが水中に沈んでいる状態で、チューブから空気を吸います。

ディフューザーに水が入っていく様子が分かりますので、8割方ディフューザー内に水が入ったことが確認できたら空気を吸うのを止めます。

すべてのセットが完了したら、タイマーの電源を入れます。

なお、二酸化炭素の添加の量は、レギュレーターにある流量調整ネジで行います。

水草の量や水槽の大きさで二酸化炭素の添加量は調整すると良いようですが、当然添加量を多くすればするほどボンベの消費は早くなります。また必要以上に添加をしすぎると生体が酸欠になるなどの問題が起きる可能性もありますので適量を見極めましょう。

タイマーの電源を入れた後は、二酸化炭素がちゃんとディフューザーから出ていることを確認します。

また、チューブの隙間などから二酸化炭素が漏れている気配がないかも確認します。

まとめ: チャームオリジナルコンパクトレギュレーターは
CO2添加の入門キットとしてオススメ

今回はチャームオリジナルコンパクトレギュレーターのCO2添加キットのセットアップ方法を紹介しました。

水草水槽では二酸化炭素を添加することで水草を生き生きと成長させることが可能となります。

チャームオリジナルコンパクトレギュレーターのCO2添加キットは、組み立て時に部品が壊れないように注意する必要がありますが、一度セットアップした後は安定したCO2添加が可能となります。

初期費用とランニングコストは少しかかりますが、運用がしやすい製品であるため本格的なCO2添加の入門にピッタリな製品です。

※CO2ボンベは添加量によっては1週間~3週間ほどでCO2がなくなりますので、新しいボンベに交換する必要があります。


ぜひ本記事を参考にCO2添加方法を検討してみてください。